2018年6月号(Vol.72)HTMLメール

宇治茶の郷メールマガジン
6月号(Vol.72)
こんにちは、宇治 茶太郎さん。

宇治茶の郷から、香り高い新茶のように心踊る情報をお届けします。

目次

… トピックス …………………………………………………………………………
 【1】ツイッター「うじちゃ~るじん」を開設しました!
 【2】「宇治新茶・八十八夜茶摘みの集い」が盛況に開催されました!
 【3】京都府茶業会館で「宇治茶ムリエ講座」を開催しました!
 【4】「茶品評会」が各生産地で開催されます!
 【5】一番茶の茶摘み・製造が最盛期を迎えています!
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… コラム「茶の記憶」………………………………………………………………
 ○第68回 林屋和男さん
  宇治茶ふれあい教室 茶摘み編
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トピックス

【1】ツイッター「うじちゃ~るじん」を開設しました!

 より多くの方に宇治茶ファンになっていただくため、Twitterアカウント「うじちゃ~る人」を5月1日(火)に開設しました!

 親しみやすい新キャラクターを用いて、宇治茶の魅力を発信していきます♪

≪新キャラクター紹介≫

☆名前:うじちゃ~る人
    (「宇治茶を飲む・楽しむ」意味の造語「宇治茶る」から)
☆性格:内向的だが宇治茶について話すことは好き

≪当面の情報発信内容≫
☆宇治茶の豆知識(宇治茶の歴史や生産など)
☆宇治茶のイベント情報
☆宇治茶探訪記(宇治茶カフェや茶畑など)
・みなさまのフォローをお待ちしております♪

※詳しくはこちら

【2】「宇治新茶・八十八夜茶摘みの集い」が盛況に開催されました!


 5月2日(水)、宇治新茶の本格的生産を迎える八十八夜に、「宇治新茶・八十八夜茶摘みの集い」が、宇治茶会館・茶業センター茶園及び京都府茶業研究所で開催されました!

 約2,500人の方にご来場いただきました☆

 宇治茶会館・茶業センター茶園では、自然仕立ての玉露茶園での茶摘み体験やおいしいお茶の淹れ方教室、抹茶アート体験や水出し宇治茶BARなどが行われました♪

 1月にリニューアルされた茶業研究所でも、煎茶園での茶摘み体験や宇治茶の手もみ体験、製茶工場見学などが行われ、宇治茶の魅力を堪能していただけるイベントとなりました☆

【3】京都府茶業会館で「宇治茶ムリエ講座」を開催しました!


 「お茶する生活」の定着に向けて、平成27年度から「宇治茶ムリエ講座」を開催しています♪

 宇治茶のおいしい淹れ方と歴史文化、生産の基礎を学べる講座で、日本茶インストラクター・日本茶アドバイザーが講師を務めます☆

 5月25日(金)、平成30年度初めての一般向け講座を、京都府茶業会館で開催しました!

 37名が参加され、新たに「宇治茶ムリエ」に認定されました♪

 6月も開催しますので、ぜひお申込みください!

【日程】6月26日(火)
【場所】木津川市役所北別館ホール
※詳しくはこちら

【4】「茶品評会」が各生産地で開催されます!


 5月を中心に摘採・加工された宇治茶の味・香り・色などの品質を競う「茶品評会」が各生産地で開催されています!

-5月31日(木)八幡市茶品評会
-6月5日(火)城陽市茶品評会
-6月14日(木)宇治市茶品評会
-6月22日(金)宇治田原町茶品評会
※会場は宇治田原町のみJA京都やましろ宇治田原支店、それ以外はJA全農京都茶市場

【5】一番茶の茶摘み・製造が最盛期を迎えています!


 一番茶の茶摘みや製茶は4月下旬から始まり、5月に最盛期を迎え、6月上旬まで続きます。

 4月下旬~5月中旬は露天園で栽培される煎茶、5月中旬頃からは覆下園で栽培される玉露・かぶせ茶・抹茶の原料となるてん茶が中心となります。

 この時期、山城地域の茶生産農家は、連日早朝から夜遅くまで、茶摘みや製茶などの作業に取り組みます。

 今年は、2月下旬以降の気温が高く、平年より1週間程度新芽の生育が早まっています。

 4月22日(日)に開催された「平成30年度茶産初市」では、出荷数量が昨年の2倍となり、品質も高く評価されていました。

コラム「茶の記憶」 第68回


 今月も、宇治茶伝道師の林屋和男さんにコラムを御紹介いただきます。

 今回は、「宇治茶ふれあい教室 茶摘み編」というテーマでコラムをお寄せいただきました。

宇治茶ふれあい教室 茶摘み編 林屋和男

 今回は5月に実施した「ふれあい教室」についてです。5月は新茶摘みのシーズンということで、京都府茶協同組合に近隣の小学校や幼稚園から茶摘み体験の要望が来ます。子供たちに少しでも宇治茶に対し興味を持ってほしいという思いで、宇治市折居の茶協の茶園、「宇治新茶・八十八夜茶摘みの集い」や「市民茶摘みのつどい」でご存知の茶園ですが、実は宇治碾茶・抹茶の大切な茶園です。その茶園であっても子供たちの体験のためならと提供されています。私達日本茶インストラクターもそれが判っているだけに緊張感を持って指導に当たります。

 今年は2幼稚園の園児たちと近隣の3小学校の3年生児童がそれぞれやってきました。幼稚園児には玉露や煎茶、玄米茶、ほうじ茶を飲んでもらいその感想を求めました。玄米茶やほうじ茶に好みが集まる中、玉露が美味しかったという子供も何人もいて、さすが宇治の子供たちと意を強くしました。

 茶園ではまず摘み方の説明をして、茶の樹の下の方から丁寧に摘むんだよ、葉っぱだけでなく茎も付けて折り取るんだよと教えますが、夢中になってくると大きく育った茶株の上の方の新芽を摘みます。「まぁ仕方ないか」ですが、子供たちはめいめいに持参のポリ袋に入れて、帰ってから天ぷらにしてもらう!と大喜びです。

 小学生には10種あまりの茶を見せ、その特徴を簡単に説明し、簡単な茶かぶき体験を楽しみます。当ててもらうのは玉露・碾茶・煎茶・玄米茶・ほうじ茶ですが目をキラキラさせて飲んでくれます。さらに石臼で抹茶を挽く体験をしてもらいました。

 それから茶園で茶摘みの体験、幼稚園児よりは真面目に摘みますが、やはり上の方にある大きい新芽に目が行くのは当然のことでしょう。でもやはり摘んだ新芽を「天ぷらにしてもらう!」の声のほか「これをお茶に作るにはどうすれば良いですか?」と云う児童もありました。

 数人のインストラクターで手分けして子供たちの相手をしますが、その好奇心や熱気に圧倒されます。しかし本当に楽しい時間でもあります。
 今後も子供たちに宇治茶の魅力を伝える活動を続けたいと念願しています。

本文ここまで
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 □ 発行 : 宇治茶の郷づくり協議会 https://www.ujicha.or.jp/sato/
 □ 発行日 : 2018年6月1日
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