2018年9月号(Vol.75)HTMLメール

宇治茶の郷メールマガジン
9月号(Vol.75)
こんにちは、宇治 茶太郎さん。

まだまだ残暑厳しい今年の9月、夏の疲れが出る頃です。
宇治茶で喉と心を潤して、健やかにお過ごしください。

目次

… トピックス …………………………………………………………………………
 【1】「宇治茶カフェスタンプラリー」を実施します!
 【2】Twitter「うじちゃ~るじん」リツイートキャンペーンを実施します!
 【3】「キッズ茶ムリエ検定」の参加者を募集します!
 【4】「宇治茶ムリエ講座」の参加者を募集しています!
 【5】宇治茶まつりを開催します!
 【6】関西茶品評会で京都府の出品茶が上位に入賞しました!
……………………………………………………………………………………………

… コラム「茶の記憶」………………………………………………………………
 ○第71回 桑原秀樹さん
  アメリカと日本茶 第7回
……………………………………………………………………………………………

トピックス
【1】「宇治茶カフェスタンプラリー」を実施します!


 良質な宇治茶のメニューが3種類以上揃い、宇治茶の歴史・文化・淹れ方などの説明が受けられる「宇治茶カフェ」のスタンプラリーを実施します!

 2店舗以上ご利用いただいたお客様から、抽選で50名に、総額100,000円分の宇治茶カフェ利用券をプレゼントします☆

 この機会に、たくさんの宇治茶カフェをご利用の上、お気に入りのお店を見つけてください♪

≪実施期間≫9月1日(土)~12月31日(月)
≪応募締切≫第1次締切:10月31日(水)
      第2次締切:12月31日(月)
≪対象店舗≫宇治茶カフェ認定店 全32店舗
≪プレゼント≫

宇治茶カフェ利用券 当選者数 必要スタンプ数
第1次締切 第2次締切
5,000円 5名 5名 10個
2,000円 10名 10名 6個
500円 10名 10名 2個

☆スタンプは1店舗1個限り
※スタンプカード入手方法など、詳しくはこちら
※宇治茶カフェを詳しく紹介している「宇治茶カフェガイドブック」はこちら

【2】Twitter「うじちゃ~るじん」リツイートキャンペーンを実施します!


 Twitter「うじちゃ~る人」をフォローして、「宇治茶カフェスタンプラリー」告知ツイートをリツイートした方から、抽選で10名に宇治茶カフェ利用券2,000円分をプレゼントします!

 みなさまのフォロー&リツイートをお待ちしております♪

≪参加期間≫9月1日(土)~9月30日(日)23:59
≪当選発表≫10月上旬に抽選、当選者にダイレクトメッセージで連絡
※詳しくはこちら

【3】「キッズ茶ムリエ検定」の参加者を募集します!


 将来の宇治茶ファンを育てるため、小学3~6年生を対象に、子どもの頃からお茶に親しんでもらう「キッズ茶ムリエ検定」を開催します!

 宇治茶の歴史などのペーパーテストや飲み分け検定により、宇治茶の物知り度を試すことができます☆

 宇治茶のおかしづくりや保護者向けの宇治茶の淹れ方教室といった体験プログラムも行いますので、ぜひ親子連れでご参加ください♪

≪開催日時・会場・申込締切日・定員≫

開催日 会場 申込締切日 定員
9月30日(日) 宇治茶会館〔宇治市〕 9月16日(日) 80名
10月14日(日) 京田辺市立中央公民館 9月30日(日) 80名
10月27日(土) 木津川市加茂文化センター
(あじさいホール)
10月13日(土) 60名
11月10日(土) やわた流れ橋交流プラザ
四季彩館
10月27日(土) 60名
11月25日(日) 城陽市
南部コミュニティセンター
11月11日(日) 60名

☆日時はいずれも13:30~16:00
※申込方法など、詳しくはこちら

【4】「宇治茶ムリエ講座」の参加者を募集しています!


 宇治茶のおいしい淹れ方と歴史文化、生産の基礎を学べる「宇治茶ムリエ講座」について、一般向けの講座を毎月1回定例開催していきます♪

 9月は城陽市で「抹茶の点て方」を学べる回を開催します!この時期ぴったりの水出し茶も紹介します☆

 みなさまのご応募をお待ちしております♪

≪日時≫9月27日(木)
    11:00~12:00、14:00~15:00
≪会場≫城陽市寺田コミュニティセンター
    (文化パルク城陽内)
≪定員≫午前・午後各回20名
※申込方法など詳しくはこちら

【5】宇治茶まつりを開催します!


 歴史と伝統のある「第67回宇治茶まつり」(実施主体:宇治茶祭奉賛会)の開催に併せて、宇治茶の消費拡大のための宇治茶づくしのイベントを開催します!

 各市町村の特徴ある宇治茶を楽しめるブースや、抹茶アートやほうじ茶づくりなどの体験コーナー、宇治茶スイーツや山城地域のふるさと産品も販売します♪

 まゆまろやちはや姫をはじめ、ご当地キャラクターも大集合☆

≪日時≫10月7日(日)10:00~16:00
≪会場≫京都府立宇治公園(橘島・塔の島)周辺

【6】関西茶品評会で京都府の出品茶が上位に入賞しました!

 7月31日(火)~8月2日(木)の3日間、三重県で第71回関西茶品評会が行われました。

 京都府の出品茶が、てん茶と玉露の部で農林水産大臣賞を獲得するほか、多くの賞を受賞しました!

 なお、褒賞授与式は、11月10日(土)に三重県四日市市で行われます。

≪参考≫農林水産大臣賞受賞者
【てん茶】山ザキ 一平氏(「ザキ」はたつざき)(宇治市)
【玉 露】京田辺玉露生産組合 山下 新貴氏(京田辺市)

コラム「茶の記憶」 第71回


 今月も、NPO法人日本茶インストラクター協会元副理事長兼関西ブロック長の桑原秀樹さんにコラムを御紹介いただきます。

 今月は、「アメリカと日本茶 第7回」というテーマでコラムをお寄せいただきました。

アメリカと日本茶 第7回 桑原秀樹

1.日本茶業はペリーによって始まった。

キ、手揉製茶から機械製茶へその1

 現在日本で生産されているお茶はほとんど全て機械製ですが、安政6年(1859年)の横浜開港以降海外へ輸出されたお茶はすべて手揉製でした。製茶はどのように機械化されていったのでしょうか?

 日本で制作された最初の機械は、多田元吉がインドより持ち帰った揉捻機をマネて明治15年(1882年)に制作した紅茶用揉捻機です。
 日本で開発された緑茶製造機械は、埼玉県の高林謙三が明治18年に特許第2号、第3号、第4号をとった製茶機械を嚆矢とします。
 機械製茶が実用化されるようになったのは、明治31年(1898年)に特許3301号を得た高林謙三の高林式粗揉機でした。
 高林に続いて、静岡の望月、臼井、八木、原崎、鈴木等々が精揉機、粗揉機、揉捻機、中揉機、熱風火炉等の製茶機械を発明します。

 しかし、すぐに全ての手揉製茶が機械製茶に変わったのではありません。手揉製茶が機械製茶に変わるのに京都では30年以上かかっています。
 京都府の統計を見ますと、明治41年(1908年)の京都ではまだ全て手揉製茶です。
 8年後の大正5年(1916年)は、手揉製67%、全機械製(ゼンキと云いました)3%、残りの30%は半機械製(ハンキと云いました)でした。
 半機(ハンキ)とは粗揉機を使用して下揉みを行い、その後の工程を手揉みで仕上げる製茶方法です。
 25年後の昭和8年(1933年)でも、手揉製7%、全機製45%、半機製48%と半分以上の製茶が手揉みを行っていました。

本文ここまで
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 □ 発行 : 宇治茶の郷づくり協議会 https://www.ujicha.or.jp/sato/
 □ 発行日 : 2018年9月1日
 □ メールマガジンの配信・停止:https://www.ujicha.or.jp/sato/member/
 □ facebook「宇治茶love」https://www.facebook.com/ujichalove
 □ Twitter「うじちゃ~る人」https://twitter.com/ujicharle
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright (c) 2018 宇治茶の郷づくり協議会 All Right Reserved.