2019年7月号(Vol.85)HTMLメール

宇治茶の郷メールマガジン
7月号(Vol.85)
こんにちは、宇治 茶太郎さん。

ようやく梅雨入りした宇治茶の郷から、ジメジメを吹き飛ばす元気な話題をお届けします。
暑い日は水出しの宇治茶やお茶のゼリーもおすすめです。

目次

… トピックス …………………………………………………………………………
 【1】イオンモール久御山で「夏の、ハレの日茶会」が開催されます!
 【2】けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)等で
    「宇治茶ムリエ講座」を開催しました!
 【3】「茶品評会」が各生産地で開催されました!
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… コラム「茶の記憶」………………………………………………………………
 ○第81回 林屋和男さん
  植物としてのお茶
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トピックス
【1】イオンモール久御山で「夏の、ハレの日茶会」が開催されます!


 7月27日(土)と28日(日)の両日、久御山町のイオンモール久御山 憩いの広場で「夏の、ハレの日茶会」が開催されます。

 夏休みに、子どもたちをはじめとした多くの方に、宇治茶や山城地域の魅力を発信し、お茶の魅力を体感いただく恒例のイベントです。

 「水出し玉露でのおもてなし」に始まり、「冷抹茶体験」や「抹茶アート」等、暑さを吹き飛ばすイベントが盛りだくさん(^_^)

 子どもたちの夏休み自由研究としても使える「冷煎茶の淹れ比べワークショップ」や「宇治茶合わせ(宇治茶を使った神経衰弱)」も開催します。

 そのほか、茶娘との撮影体験やご当地キャラの「まゆまろ」も登場(28日)しますので、ぜひご来場いただきますようお願いします☆

【場所】京都府久世郡久御山町森南大内156-1(イオンモール久御山)
【実施日時】7月27日(土)・7月28日(日) 11:00~17:00

【2】けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)等で「宇治茶ムリエ講座」を開催しました!


 宇治茶のおいしい淹れ方と歴史文化、生産の基礎を学べる「宇治茶ムリエ講座」を、6月25日(火)にけいはんなオープンイノベーションセンターで開催しました!

 今回は宇治玉露での講座となり、35名の参加者が、宇治玉露の香りやうまみ・甘みを愉しめる淹れ方を体験されました♪

 次回の「宇治茶ムリエ講座」は、京田辺市(宇治玉露)と城陽市(宇治抹茶)で開催しますのでご案内します♪

(1)京田辺会場
【日程】 9月4日(水)10:30~11:30及び13:30~14:30
【場所】 京田辺市立中央公民館

(2)城陽会場
【日程】 9月26日(木)10:30~11:30及び13:30~14:30
【場所】 城陽市立寺田コミュニティセンター(文化パルク城陽内)

※詳しくはこちら

【3】「茶品評会」が各生産地で開催されました!

 今年の一番茶も終了し、府内の主産地で品評会が開催されました。全国・関西茶品評会に向け、多くの優秀な茶が出品されました。

 各品評会の出品状況は…
 -6月4日(火)八幡市茶品評会
  てん茶(手摘み)10点、てん茶(ハサミ摘み)19点
 -6月6日(木)城陽市茶品評会
  てん茶40点
 -6月13日(木)宇治市茶品評会
  てん茶(手摘み)26点、玉露(手摘み)8点
 -6月21日(金)宇治田原町茶品評会
  煎茶6点、かぶせ茶8点、玉露11点、てん茶12点

 今後は、7月9日(火)~10日(水)に宇治市で京都府茶品評会、8月6日(火)~8月8日(木)に宇治市で関西茶品評会、そして8月27日(火)~30日(金)に愛知県で全国茶品評会が開催される予定です。

コラム「茶の記憶」 第81回


 前回まで4回にわたり、宇治茶伝道師で株式会社山政小山園取締役顧問の小山茂樹さんにコラムを掲載いただきました。

 今月からは、宇治茶伝道師で日本茶インストラクター協会京都府支部幹事の林屋和男さんにコラムを御紹介いただきます。

 今月は、「植物としてのお茶」というテーマでコラムをお寄せいただきました。

植物としてのお茶 林屋和男

 今回はある筋からの言葉で、植物としてのお茶について書いてみます。たまに専門語も入るかも知れませんがお許しください。

 植物学では「チャ」と書きます。チャはツバキの仲間です。ツバキ属と言います。ツバキ属にはツバキやサザンカ、チャなどが含まれます。いずれも永年生常緑樹で熱帯から温帯に分布しています。チャの原産地は中国南部から東南アジア北部・インド北部にかけての地域と考えられています。この地域は東亜半月弧と呼ばれ照葉樹林帯で、昔から少数民族の多い地域です。今でも食べるお茶など古くからのお茶の利用法があります。
 チャには日本で普通にみられる灌木型のものとインドなどにある、伸ばしておくと高さ10メートルを越す喬木型のものがあり、亜種として分けられています。灌木型のものを「中国種」、喬木型を「アッサム種」といいます。
 中国種は伸ばしても高さは数メートル程度で根元近くから主幹が何本も出る、いわゆる灌木タイプです。葉の大きさも小さくて比較的寒さにも耐えます。緑茶生産に向きます。日本の茶園はほとんどこのタイプです。ちなみに日本は世界の茶生産の北限地です。
 アッサム種は葉が大きく厚みがあり、紅茶の生産に向きます。インドやスリランカに多いですが茶園にするには摘採のため低く仕立ててあります。ですから茶園のかたちとしてはあまり変わりません。変わった形では中国南部の西双版納自治区で自然に伸びたアッサム種の茶の木に登って茶摘みをしている風景を見たことがあります。

 茶の木の寿命は800年ぐらいといわれます。私がかつて見学した中国の「茶樹王」という樹齢800年の茶の木は最近枯死したそうです。近くには樹齢千年を超えるという木もあるという話もありましたが、植物学の先生が、あれはチャの近縁種のカメリア・イラワジエンシスでチャではないと言っておられました。チャはカメリア・シネンシスです。

 日本ではチャはもともと自生していたという説もありましたが、遺伝子を調べた研究の結果、現在では中国からおそらく人為的にもたらされたものとされています。その時期は文献的には平安時代初期とされますが、弥生時代の遺跡から茶の種子が出たという話もあります。奈良時代にはもう茶の木があったのではないか、聖武天皇はお茶を飲んでいたのでは、というような想像も楽しいものですね。

本文ここまで
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 □ 発行日 : 2019年7月1日
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