2021年9月号(Vol.111)HTMLメール

宇治茶の郷メールマガジン
9月号(Vol.111)
こんにちは、宇治 茶太郎さん。

まだまだ残暑厳しい京都ですが、暦の上ではもう秋。
秋といえば美味しい旬の食材が満載です!
お口の中をさっぱり潤す宇治茶をおともに、お家で食欲の秋を楽しみましょう!

目次

… トピックス …………………………………………………………………………
 【1】◆お知らせ◆
    令和3年宇治茶カフェ スマホスタンプラリーは延期します。
 【2】「お茶する生活」はじめませんか。
    オンライン「茶ムリエ講座」
 【3】令和3年「キッズ・ジュニア茶ムリエマスター総会」が
    オンラインで開催されました!
 【4】第73回関西茶品評会が開催されました!
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… コラム「茶の記憶」………………………………………………………………
 ○第107回 堀井長太郎さん
  京都における抹茶生産の変遷 前編
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トピックス
【1】◆お知らせ◆
   令和3年宇治茶カフェ スマホスタンプラリーは延期します。


 今年のスタンプラリーは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、9月1日のスタートを延期させていただくことになりました。スタンプラリーの開催を楽しみにしてくださいました宇治茶ファンの皆様には、心苦しいのですが、スタートまでしばらくお待ちください。

◆実施期間 令和3年10月1日(金)~12月31日(金)

【新たに加わった宇治茶カフェ】

【2】「お茶する生活」はじめませんか。
   オンライン「茶ムリエ講座」


 オンライン「茶ムリエ講座」もスケジュール中盤です。好評開催中。

 宇治茶のおいしい淹れ方や宇治茶の歴史をおうちでゆっくり学べます!

・場所 オンライン(オンラインミーティングアプリ Zoom 用)
・定員 各回20名(先着順)
・参加費 無料(淹れ方実習で使う宇治茶は事前にお届けします)
・申込方法 ホームページ「京都山城・宇治茶の郷」から申込。

      https://www.pref.kyoto.jp/yamashiro/ocha/

※受講決定や受講方法については開催の5日前までにメールで御連絡します。
※この講座以外に、職場やグループ単位の団体様向け講座も承っております。お気軽にご相談ください。受け付けは40日前から。

【オンライン茶ムリエ講座スケジュール】

開催日 茶種 第1部 第2部 申込期限
10月26日(火) 玉露 10:00~
11:00
12:00~
13:00
10月15日(金)
11月17日(水) 11月8日(月)
12月17日(金) 12月8日(水)
1月28日(金) 1月18日(火)

<お問い合わせ>
京都府山城広域振興局農林商工部農商工連携・推進課
宇治茶ムリエ講座担当
電話:0774-21-2392

【3】令和3年「キッズ・ジュニア茶ムリエマスター総会」がオンラインで開催されました!

 令和3年8月29日(日)、今年は残念ながら、オンラインでの開催となりました。今年は、京都府内産の玉露のうち、棚被覆で栽培され品質審査会で高品質と評価され、認定委員会で認められた「プレミアム宇治茶」をキッズ・ジュニア茶ムリエマスターの皆さんに味わってもらいました。

【4】第73回関西茶品評会が開催されました!

 8月3日から5日にわたり、奈良県で第73回関西茶品評会が開催されました。

 京都府からは、てん茶、玉露において農林水産大臣賞と産地賞、かぶせ茶の部において農林水産大臣賞を獲得しました。

 山城エリアからの一等入賞者は次のとおりです。

【てん茶部門】
1位 辻 航己さん(宇治市)
2位 古川 嘉嗣さん(宇治市)
3位 古川 瑞穂さん(宇治市)
4位 菊岡 政次さん(城陽市)
5位 (農)宇治碾茶組合 清水 幹央さん(宇治市)
6位 菊岡 祐一さん(城陽市)

【玉露部門】
1位 山下 新貴さん(京田辺市)
2位 京田辺玉露生産組合 山下 新貴さん(京田辺市)
3位 京田辺玉露生産組合 林 昭さん(京田辺市)
4位 JA京都やましろ京田辺市茶業部会 小林 治さん(京田辺市)
5位 京田辺玉露生産組合 小林 治さん(京田辺市)

【普通煎茶】
3位 中窪 耕司さん(南山城村)
5位 株式会社お茶の木野園 木野 怜子さん(南山城村)
7位 西村 秀俊さん(南山城村)

【産地賞】
てん茶/1位 宇治市  2位 城陽市
玉露/1位 京田辺市  2位 宇治田原町
かぶせ茶/2位 宇治田原町
普通煎茶/2位 南山城村

コラム「茶の記憶」第107回

堀井長太郎さん

 今月は、宇治茶の郷づくり協議会会長の堀井長太郎さんにコラムをご紹介いただきます。

 「京都における抹茶生産の変遷 前編」と題した連載です。

京都における抹茶生産の変遷 前編 堀井長太郎

 抹茶生産の歴史は永らく「茶臼」を用い、碾茶を手で挽き生産するという方法がとられてきた。ここで一つ認識しなければならないことがある。それは近頃、「石臼挽き抹茶」と言う商品説明を多くみることが出来るが、正しくは「茶臼」と言うべきであろう。石臼は食材を挽くための石の臼の総称であり、蕎麦や小麦粉、きな粉等、これらを挽くのが石臼である。「茶臼」は碾茶のみを挽くことが出来て、他の食材を挽くことは出来ない。大きく違う点は臼の構造であり、茶臼には放射状に溝が刻まれ、一番外側約5mmの円周部分には溝が刻まれずフラットになっている。この平らな部分を「外周平滑面」と言い、この部分で碾茶が引きちぎられるように微粉砕され、抹茶の誕生となる。他の石臼はこの溝が一番外側まで刻まれ、先端に平らな部分が無いのが大きな違いである。

 さて、碾茶を挽き、抹茶にする作業、京都祇園花街のお茶屋さんでは客待ちの時間を「茶を挽く」と例えられることがある。皆様もご存じのように抹茶を挽くには時間がかかるもので、現在の設備でも一時間当たり40gしか挽けないものである。お客が来ない間、茶臼で抹茶を挽き、貯える作業はうってつけの作業であったかもしれない。

 茶臼を手挽きから電動で挽く工程を業界で初めて取り入れたのは、宇治の中村藤吉本店である。大正2年、この年は宇治発電所が出来て電力の利用が可能となった年で、いち早くこれを利用し石臼三台を同時に回す設備を制作した。

 その後、茶臼の引手にアームを付け、動力を利用し上臼を回し挽く方法が普及し、改良を重ね現代へと引き継がれている。平ベルトとクラッチを利用し、工場全体の茶臼を稼働させ管理していた時代から、茶臼一台ずつ独立し、個別の小型モーターがつけられ稼働するようになった。従来上臼を回していたものから、下臼を回し挽く設備も見られ、又、挽きあがった抹茶を貯める下の容器や臼を置く枠組みも鋼鉄製からステンレス製へと変化を遂げている。

 碾茶を茶臼ではなく、微粉砕に加工する粉砕技術が業界に取り入れられるようになるのは、抹茶の歴史から見れば最近の事である。

本文ここまで
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 □ 発行日 : 2021年9月1日
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