テキストメール(Vol.121)

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      宇治茶の郷メールマガジン7月号(Vol.121)
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 こんにちは、宇治 茶太郎さん。

 今年は空梅雨で暑さも厳しいと言われています。
 皆さん熱中症対策に水分補給を忘れずに。
 見た目にも涼し気にグラスに氷の浮いた緑茶で、気分もリフレッシュ!


≪ 目次 ≫

… トピックス …………………………………………………………………………
 【1】2022年「イオンモール久御山」
    夏の、ハレの日茶会(イオンモール久御山)を開催します。
 【2】2022年宇治茶カフェガイドブックができました。
 【3】茶づな「体験情報」
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… コラム「茶の記憶」………………………………………………………………
 ○第117回 桑原秀樹さん
  「焙じ茶物語」 その3 「東京流ホージ晩茶」
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≪ 本文 ≫


★☆━ トピックス   ━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━☆★
 
 【1】2022年「イオンモール久御山」
    夏の、ハレの日茶会(イオンモール久御山)を開催します。
 
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 <趣旨> 消費者の皆さんに、宇治茶の各体験を通して、宇治茶を知り、
 興味を持っていただけるよう、イオンモール久御山で、
 宇治茶のPRイベントを開催します。
 また、最新のお茶の抽出機も展示(ガラポン抽選会の賞品)し、
 新しい宇治茶ファンの拡大を進めます。

 1. 名称 夏の、ハレの日茶会(イオンモール久御山)
 2. 主催 (公社)京都府茶業会議所、京都府茶協同組合、
      京都府山城広域振興局宇治茶の郷づくり協議会、
      イオンモール久御山
 3. 日時 令和4年7月16日(土)~17日(日)11:00~16:00
 4. 場所 イオンモール久御山店 憩いの広場
     (京都府久世郡久御山町森南大内156-1)
 5. 来場対象 一般消費者
 6.開催内容
 [1]オリジナル急須デザインワークショップ【参加費500円】
  世界にひとつだけの急須を絵付けしよう!
  絵付けが完成したら焼き上げてお持ち帰りいただけます。
  一煎パックもプレゼント!
  ぜひ、おうちでオリジナル急須でお茶を淹れてみよう!
  (1)11:00-(お渡し12:30頃)、(2)12:00-(お渡し13:30頃)、
  (3)13:00-(お渡し14:30頃)、(4)14:00-(お渡し15:30頃)、
  (5)15:00(お渡し16:30頃)
  ※各回先着10名さま、整理券:会場受付にて10:30~配布します。

 [2]石臼体験【無料】
  宇治茶を体験してみよう!自分で石臼を回して抹茶を作ってみよう!

 [3]宇治茶合わせ【無料】
  茶葉を見てお茶の種類を当てるクイズにチャレンジ!
   (参加者には『宇治茶大好き』冊子をプレゼント)

 [4]クイズラリー抽選会【無料】
  宇治茶にまつわるクイズに答えてガラポン抽選会に参加しよう!
  抽選会では、最新の急須も賞品として当たります。
 
 [5]こみねっとクイズショー!【無料】
  (11時~、13時~、14時、15時~、の10分間)
  宇治茶に関するクイズ!ヒントは演劇の中にあるよ!
  正解者には上級煎茶一煎パックをプレゼント!

 [6]おうじちゃま撮影会【無料】
  7/16(土)11:30-12:00、14:30-15:00におうじちゃまが登場!
  一緒に写真を撮ろう!

 [7]京都府茶業会議所プレゼント
    ♯Instagramマイ急須投稿キャンペーン【無料】
  京都府茶業会議所のインスタグラム「kyotoujicha」をフォローいただき、
  ハッシュタグの#宇治茶、#マイ急須を付けて、
  急須の画像を投稿していただくと、
  10名様に宇治茶道場「匠の館」の宇治玉露をプレゼント!
  投稿期間は7/16(土)~7/31(日)まで。
  当選はDMにより7月中にお知らせいたします。
  (アカウントを非公開設定にしていると抽選対象外となります。)




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 【2】2022年宇治茶カフェガイドブックができました。
 
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 京都を訪れる観光客の皆さんに山城地域に足を運んでいただくよう
 宇治茶の歴史や文化、淹れ方などの説明を受けながら、
 高品質な宇治茶が飲める「宇治茶カフェ」46店舗を紹介した
 「宇治茶カフェガイドブック2022」を作成しました。

 本ガイドブックは、京都総合観光案内所「京なび」や
 山城地域の観光案内所等で配布する他、ホームページにおいても
 広く公開しています。

 1. 部数、配布場所等
 (1)作成部数 20,000部
 (2)配布場所 京都総合観光案内所「京なび」、山城地域の観光案内所、
         宇治茶カフェ認定店、京都府山城広域振興局 等
   ※新型コロナウイルスの影響により臨時休業等している場合があります。

 ホームページURL
 http://www.pref.kyoto.jp/yamashiro/ocha/news/ujicha_cafe_guidebook2020.html

 2. 新規掲載店舗(4店舗)今年認定された最新の店舗です。
 (1)丸久小山園 槇島工場売店(宇治市槇島町中川原172-4)
 (2)宇治森半店 蔵カフェ(宇治市小倉町久保78)
 (3)麩屋柳緑(京都市中京区麩屋町通六角上ル白壁町439)
 (4)茶寮FUKUCHA 四条店(京都市下京区四条通富小路角 福寿園京都本店2)

 3. 宇治茶カフェガイドブックの特徴
 公式サイト、SNS(Twitter、Facebook、Instagram)の情報を記載
 A4版フルカラー
 (写真を大きく掲載しているため見やすく、観光案内所等で配架しやすい規格)
 宇治茶メニュー写真の掲載
 (各認定店舗のメイン写真は宇治茶メニュー写真を掲載)
 外国語対応(英語版ホームページのある店舗についてQRコードを添付)
 写真・コメントの掲載
 (店舗の魅力や雰囲気が伝わるよう店舗やお店の方の写真・コメントを掲載)
 「京都府新型コロナウイルス感染防止対策認証店」の明示【新規】

 4. 製作
 宇治茶の郷づくり協議会(会長:堀井長太郎(公社)京都府茶業会議所会頭)




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 【3】茶づな「体験情報」
 
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 宇治や宇治茶にまつわる体験プログラムを
 屋内外問わずにご用意しています。
 実際に見て、触れて、感じることで
 より魅力を感じていただけること間違いなしです。
 是非体験プログラムを通じて宇治の思い出をつくりませんか。

 各種お茶に関する体験はこちらで。
 ■体験スケジュールの御案内
 https://chazunayoyaku.rsvsys.jp/
 ■体験プログラムスケジュール【ご予約はこちらから】
 https://chazunayoyaku.rsvsys.jp/reservations/calendar

 お茶と宇治のまち歴史公園
 〒611-0013
 京都府宇治市菟道丸山203-1
 TEL:0774-24-2700
 公式HP:https://uji-chazuna.kyoto/




■ コラム「茶の記憶」 第117回
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 今月も、日本茶AWARD実行委員長の桑原秀樹さんに
 コラムをご紹介いただきます。

 今月は、「焙じ茶物語」その3「東京流ホージ晩茶」というテーマで
 コラムをお寄せいただきました。
  
 
 「焙じ茶物語」その3「東京流ホージ晩茶」 桑原秀樹

 次に大正時代を調べます。 
 定価表に初めて「焙じ茶」が現れるのは、
 大正四年(1915年)度五月改定の年記がある
 大阪市南区の城南園茶舗の定価表です。
 名古屋の升半茶店の12年前です。

 城南園の定価表にはただの「焙じ茶」ではなくて、
 「東京流ホージ晩茶」と書かれています。
 この「東京流」という言葉は、
 この「ホージ茶」は大阪ではまだ流行っていないけれど、
 東京の方で流行っていますよと云う事でしょうか?

 値段は「青柳」と「川柳」の間の値段がついています。
 一番高い煎茶「池之尾」が一斤で1円20銭、
 中ほどの煎茶「正喜撰」が80銭、
 一番安い煎茶「山ぶき」が60銭、
 一番高い青柳が56銭、一番安い青柳が30銭、
 それで「東京流ホージ茶」が28銭、
 一番高い川柳が24銭、一番安い川柳が12銭になっています。

 少ない資料からの調査なので
 大正4年(1915年)が一番古いとは断定できませんが、
 大正4年(1915年)にお茶屋で焙じ茶が販売されていたことが
 判明しました。

 それでは焙じ茶は何時ごろから飲まれていたのかを
 今度は書物で調べて見たいと思います。

 一冊目は米沢喜六が昭和51年に発刊した
 「加賀茶業の流れ」という本の134ページに
 「茎の焙茶出現…この時期の定価表には
 焙じ茶と名のつくものは見当たらないが、
 明治35年頃林屋新兵衛が荒茶精選からの出物の内で
 茎の使用法を研究した。
 茎のままでは味が薄く出が少ないので、焙じて売り出すことを考えた。
 これが今日の「いり茶」のはじまりである。」と書いてあります。
 この茎の焙じ茶が現在の「加賀棒茶」の始まりです。

 茎焙じ茶の元祖は
 明治35年(1902年)の林屋新兵衛である事は判明しましたが、
 青柳や川柳を焙じた焙じ茶の始まりは何時の事でしょうか?


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 □ 発行 : 宇治茶の郷づくり協議会 https://www.ujicha.or.jp/sato/
 □ 発行日 : 2022年7月1日
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